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ALASKA [10] - Day 3: Streese Highway -2- Snow Walk in Sunset.
[本エントリーは加筆修正済みですが、旧ブログより移植したエントリーです。]


前回紹介した、『Hilltop Cafe』では簡単な情報収集などだけしてすぐに車に戻った。とにかくここで給油や水分食料をゲットしておかないとこの先の道は本当になにもないからね!という注意を繰り返されたのが印象的だった。

ともあれ、いよいよアラスカ北端まで続く長い長い一本道を進んでみる事に相成った。繰り返された注意も影響して、少しばかり緊張と不安はあったけれど、危機意識さえあれば何も猛獣に満ちたサバンナを歩くわけじゃあないのだから大丈夫だろう。そういう感じの心づもりであった。
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太陽はもうかなり低い。電柱も途切れた“道しか無い道”が数百キロ続く。
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何もないけど、もう数十キロだけは舗装されたクリアな道が続く。
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道のサイドにはどこまでも続く手つかずの大地。


とにかくこんな感じで、雪と樹々、山と空が延々と広がる世界に、一筋伸びるアスファルトの道が延々と続く。






この道、しばらくはアスファルトで舗装された道走りやすい道が続くものの、数十キロ後にはそれが無くなるらしい。そのへんからはより注意が必要になるわけだが、通常の舗装された道を走る装備しか備わっていない車だったので、この日は舗装された道路の範囲で行けるだけ行くことにした。

たまにすれ違う巨大なトラックとサンセットを見ながら本当に何も文明を感じない道を進む。“アメリカ最北端の信号機”から何十キロか走ったところで、トラックが休むための沿道のスペースに出くわした。
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1台だけトラックが停まる広大なスポットに車を寄せた。


ここから後何キロ舗装道路が続くかわからなかったけれど、この時点で空は水色からピンク色に変わり始め、視界から太陽が消え始めていたので、ここに車を停めて、ここから少し道を外れた大地の中に入って行く事にした。
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足跡にも見えるくぼみがあるけれど、きっと何者も踏み込んでいないであろう道なき道。


踏み込んでみると、意外と雪が深く、軽く20-30cmは雪に沈んだ。

冷たいのは冷たいけれど、雪が中に入って来ない様しっかり装備しているので、気にせず進む。
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太陽は殆ど沈んでしまった。


三脚も担いで行ったのだけれど、あまりいい写真は撮れず仕舞。

まだ空は明るいけれど、太陽は沈んでしまったので車に戻る事にした。
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車の近くに停まったトラックのドライバーに、ここからさらに北に行っても安全かを教えてもらったら、まだ40マイル(約65km)近くは舗装道路が続くそうで、未装備の車でも問題ないとの事。ただし太陽が沈んだらすぐに気温もすごく低くなるから結露等に注意してね、という事だった。

もう少ししたら“マジックアワー”が期待される時間なので、ここでじっくり撮影を続けても良かったが、停まっていたトラックの方に聞いてみたところまだもう少し進んでも大丈夫そうだという事がわかり、最初に行けるところまで行こうと思っていた事もあってもう少し北に進む事にした。

ということで数キロ走ったのだけれど、太陽が山の向こうに消えて、一気に暗くなり始めた。気温も共に下がり出すと、やっぱり色々心配になる。道も舗装されてはいるものの、アスファルト道の10〜20%くらいが氷で覆われている状態が続く様になって、不安な気持ちが増して行った。こんなところで暗い中立ち往生はご免だ。ここは英断として、引き返す事にした。

ただ、引き返す前に、恐らく“人生で一番北まで進んだ”という記念にその地点で少しだけ撮影した。空が本当にピンクで美しさに言葉が出なかった。デジカメによるデジタルな誇張とか、フィルターを使用したとか、そういう風に思われるかもしれないが、本当に空が真ピンクに染まっていた。シアトルでもこういう空色になる日があるのだけれど、これほど美しい空は無いと思う。
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(記憶色にはなるけれど)出来る限りその時の空色に忠実にRAWから現像してみた。


どれくらいの時間この空が続いたかは忘れたけれど(多分30分くらい?)、次第に紺色の空がピンク色を喰って行き、最終的にピンクの層は太陽の残り香であるオレンジ色と紺色の間に押しつぶされる様に消えてしまう。オレンジ色のレイアーも西側の山脈のシルエットの向こうに消え、紺色の中に白い輝きがちらほらと姿を見せると、アラスカの空にも夜が訪れた。
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アラスカの夜に期待されるものは星空もそうだけど、通称"The Northern Light"こと、オーロラである。日によっては20時頃に観られる事もあるオーロラだけれど、熱い時間は22時以降らしい。そうなると2、3時間待つ事になるけれど、それまでは車で待機する事にした。

アイドリングで暖房ヌクヌク、、、というわけにはいかないので、持参した寝袋に入って、とにかく、待つ。外気温は大体マイナス5〜10くらいだっただろうか。これでも「今年は暖かい」らしい(地元民談)

紺色の空が完全に夜色に変わり、満天の星空がアラスカの大地を覆った。

「ALASKA [11] - Day 3: The Northern Lights -1-」へ続く→→→


*写真はクリックすると大きいサイズがポップアップします。


1-2) [ K-7 + SIGMA 10-20mm EX DC: 10mm, f8.0, 0.0EV, ISO100, AWB, Av mode, SR on, RAW ]
3-7) [ K-7 + DA16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM: f8.0, 0.0EV, AWB, Av mode, SR on, RAW ]
8) [ K-7 + TAMRON AF 70-300mm Di: 148mm, 0.4sec, f8.0, 0.0EV, ISO100, AWB, HyM mode, SR off, w/tripod, RAW ]
9) [ K-7 + DA16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM: 16mm, 1/15sec, f8.0, 0.0EV, ISO100, AWB, HyM mode, SR on, RAW ]

*RAW proceeded with Photoshop CS4 via Aperture 3.


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by natleo | 2010-05-10 14:48 | Travel Log


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