今年のエントリーが「Q」のことばかりになってしまっています。2月になったら本気出します(汗)。
結構前から、「Q」はもっと大きなセンサーを搭載できるレンズ設計だと言われていました。今の1/2.3インチというセンサーはいわゆるコンデジが搭載する標準サイズのセンサーです。マウントを開けてみたら分かる通り、とても小さいです。小指の爪より小さいです。
既知の通り、センサーサイズは大きければ大きいほど表現力があがるとされていますので、高級コンデジでは1/1.7インチとか1インチサイズのセンサーを搭載する物が多く、最近ではもっと大きなセンサーを搭載するものも増えて来ました。
▶コンデジの敵はスマホ
突然見出しみたいなのを挟んでみましたが、コンデジを売るのが難しい時代なうです。その理由はスマホの台頭で間違いないでしょう。アプリでいろんな撮る楽しみ的オプションが満載な点も踏まえると、多くの一般ユーザー層にコンデジをわざわざ数万円出して買う理由が激減しました。
すぐにSHARE・・・友達や仲間などと共有できるユーティリティーも大きいです。
▶エントリーモデルはもう不要
ということで、安いコンデジカテゴリーはスマホがかっさらいました。もう誰も買いません。
でも、メーカーは何かを売らなきゃならないです。
▶高級コンデジ、ミラーレス乱立
で、高級コンデジやミラーレス機がわんさか出て来たんですね。
「Q」もそのストリームに乗っかったひとつです。
掲示板などを見ていると、ずーーっと「コンデジ画質」と咎められている様です。撮像素子=搭載センサーがいわゆるコンデジと同じサイズであるからです。
いわゆるコンデジ群と「Q」の画質にどれくらいの差があるのか、全く同じなのか、そこは議論から省きますが、「Q」のそもそものコンセプトは、
“レンズ交換を楽しめるコンデジ”という感じでいいのではないかと個人的には思っています。
センサーを大きくすると、レンズが大きくなります。重くなります。機動性が高いことを“性能”とする考え方でボクは「Q」を買いましたので、PENTAXの思惑と一致かはわからないけど、いいものを出してくれたと思っています。
[ PENTAX Q + 01 STANDARD PRIME, JPEG (CI=none/SF=Vivid/DF=none/AWB) ]
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